無職からの転職がうまくいかない理由

無職での転職は難しい。
特に今の仕事に不満があるからと簡単な気持ちで退職すると、後々後悔することになる。
仕事をやめることで転職活動の時間が取れ、次は今より良い会社に就職できると考えているかもしれないが、実際には無職での転職活動には生活費などの制限がある。
失業保険が支給されるまでには期間があり、仕事をやめてすぐに自分の希望する求人が見つかるとも限らない。
うまくいかない転職活動の中で無計画に貯金をすりへらし、諦めて妥協してから良い求人がでてくるということもありうる。
貯金があったとしても、履歴書にできた空白期間が採用に影響を与えないとも限らない。

そのため、まずは辞表を出す前に、次の会社に望む条件や自分の持っているスキルなどをまとめておくことが大切だ。
会社にいる間であれば、達成した実績や、扱える仕事などもまとめやすい。
今の会社で実際にやっていることであれば、曖昧な説明ではなく、はっきりとできますと宣言することもできる。
自分の理想通りの求人があるとは限らないが、少なくとも仕事がない状況よりは長く待つことができる。
そもそもどういう仕事がしたいのかがわかっていないと面接で自己アピールできず、それが理由で転職がうまくいかないという状況になってしまう。
仕事を辞めたい、違う会社で働きたいと思う理由は人それぞれだが、自分が胸を張ってアピールするためには、前の会社が嫌で辞めたのではなく、この会社で働きたいといえるだけの自信をつけて面接に臨むべきである。

(記事の参照元⇒あなたの転職はなぜうまくいかないのか